Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

堺リバーサイドバイクロア

10/23に堺でバイクロアがあった。昨年に続き2回目。今年も賑やかしに遊びに行きつつ会場に来た人らとちょっとライドに行こうかなと思ってたらえらいことになってしまった。

イベントごとは好きだけど、レースは出るの興味なくて運動得意な人が頑張ってくれたらいいやと思ってたし、見に行ってワイワイと盛り上げる係やイベントを使って遊ぶやり方みたいなのが好きだったりするので今年もそのスタンスだった。

bikelore.jp


そしたらこないだのフリマの時に声をかけられる。「レース出る人少ないみたいやから良かったら参加してほしい」と。いやいやー、そんなん無理ですわ〜と言うのがいつものスタンスだけど直接誘われると悪い気はしないので友達にも声をかけてチームラリーに出ることにした。これがいけない。

基本的に人に請われること自体は嫌いではないのだ。

Bike to bikelore

去年はレースもなかったし、途中抜けて堺でサイクリングしようぜ、という感じで遊びに行ったけど今回は昼からのレースに出るので「それまでに会場到着」を目指すことに。

去年の様子はこちら
playbikecamp.hatenablog.com


人の集まりやすそうな難波で集合。友人や初めましての人も含めて12人。

普段あんまり走らない市内のオモロいところ、ということですIKEA方面に向かう渡船に乗る。目の前で門が閉まって間に合わなかったので次の便を待ちながらおしゃべりタイム


なんとなく船を降りたところで自然発生的に並んでたのでパチリ


住之江の、普段は車で通るような橋をチャリで通る面白さ。眺めも良く運河の様子も見れてやたらとはしゃいでいるメンバー


会場に着くと朝イチだけ一緒だった人が先行して会場入りしてトラックロクロスのレースに出てたので観戦応援。一緒に走るって楽しい。

Bikelore Team Rally

体力もレースに出るような脚力もない自分でやれそうな事は何か、と考えるとソロでゴリゴリ走るよりこっちかなと言うことでチームラリーに参戦。2〜4人で交代しながら90分走るというもの。もちろん参加しようと考えてたタイミングでは色々甘く見積もってましたね。


試走時間にコースを走ってみる。路面やカーブ自体は厄介だけど走れない程でもない。抱えたり飛び乗ったりみたいなのがなくて初心者でもなんとか走れそうで一安心。


そしていざレースが始まる。試走でもわかってたけど、かなりキツイ。全力で走るってこんなにキツイのかとゼェゼェ言いながら走る。それでも前の人との差は詰まらないしサクサクと追い抜かれる。やべえなあってなってるとチームメイトが追い抜いてくれる。

結果的に「僕が抜かれた分を速いチームメイトが追い抜く」と言うデッドヒートの繰り返しなのだが今までずっと他人事で見てたのが我のことになると途端に面白くなってくる。


今まで何度も一緒にサイクリングしてたチームメイトとの一体感もやばいし、応援してくれる友人、コースの何処かから声援をくれる人、「がんばれー」でも名指して読んでくれるのも、とにかくそう言うのがすごく力になる。

「沿道の声援が力になりました」とかちょっと言いすぎやろと思ってたけどあれ本当なんですね。仲間の頑張り、観客の声援、サポートしてドリンク買ってきてくれる友人など、本当に周りの人のおかげで頑張れたとかテンプレみたいなことしか言えないけど本当にそうなので困る。

こういう体験って確かにレースみたいな場でしかないことなので今まで避けてきた自分には新しい経験で面白かった。



ちなみにレース出ると言ったらシマノブースで「GRXのホイール使ってみます?」と声をかけられてレースの時だけお借りすることができた。これすごかった


性能やフィーリング的には自腹購入のアルテグラホイールと同じくらいの感覚でとにかく良く回る。普段の自分のホイールで走ったらどうだったかはわからないけどロード用にカーボンホイール積んでみたのと同じような体験でガンガン走るのも楽しかった。これは欲しい、いや、無理か。ははは。

いろんなお金や都合や考えるとグラベルホイール入れ替えるのは2年後がいいところだと思うけどそこはまた改めて検討。今のホイールも気に入ってるしホワイトのハブを転用したい気持ちもある。めっちゃいいやんという感じだったのでまた機会があれば借りてみたい(そっち


ということで、ほぼ仲間の頑張りのおかげで表彰台にも上がることができて感無量。いやー、この体験はなかなかすごかったな



今回初めてレースなるものに参加して、反省点も多いし次はもっと頑張らなきゃなと思ったりもしたけど「継続してずっと上位狙いたい」みたいなのはやっぱりそんなになかったな。やらなきゃいけない感じになると多分楽しくなくなりそうだしな。

ただ、イベントごとに外から眺めているだけではなくどんどん当事者になって参加していかないとイベントの継続自体が怪しくなるみたいなのもまた真なりって気もする。ということです次回からはどんどん「おもろかったからお前も次出ろや」っていう係になろうかと思います。みんな頑張ってね