Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

2022 BEST BUY

2022年に買ったもの。色々あるけど今年のBEST BUYをまとめておく。
毎年書いているような気がしていたけど意外と見つからなかたのできちんと書いておくことにする。

今年は、とにかく「新しい体験に繋がる道具」が多かったなという印象。新しいことに取り組んでいくことはこれからも続けたい。

SHIMANO ULTEGRA WH-8170

SHIMANO ULTEGRA WH-8170

2年半前に買ったCORNER、タイヤ変えたりいろんなところ走りに行ったりグラベルバイクとかオールロードバイクとかいろんな呼称はあるけどとにかくいろんなところを走ってた。購入当初から検討していたことではあるけど一念発起してオンロード用のホイールを購入。これがとても良かった。

まずは「ロード用」「グラベル用」でホイールを分ける(実際にはタイヤと用途を分ける感じ)ことになって、ディスクブレーキの恩恵がこういうところに出てくるなあと思ったし、オンロード用のホイールとタイヤを履くことで「このバイクってこんな使い方ができたんやな」という新しい体験の扉が開いた気がする。

とにかくよく回るし軽い。カーボンホイール自体初めてなのでこんなことになるんかという面白さもある。ZONDAをリムブレーキのロードに履かせた時の驚きよりもう2段階くらいギャップがある感じ。足も回るし登りの負担も少ないし平地はスピードが少し上向きになるのがはっきりとわかって「走るの楽しい」ってなる。よく言われる「機材に走らされている感じ」も同時に体験できるのでカーボンフレームはなくてもいいなというのもよくわかった。自分にはとても良い。

ロード用にはロードのタイヤ、グラベル用には少し太くてもグリップして走りやすいタイヤ、という切り分け方ができるようになるのでこれからまた遊びの幅が広がりそうである。いや、まてよ、グラベル用もカーボンホイールにしたらもっと面白くなるんだろうか、という疑念も湧き上がる。まあそれはまだ先だとしてもかなり面白い。実際に走ってみると登りが早くなるわけではなく結局自分の足次第ということになるんだけど、バイクが新しくなったような面白さがやっぱりあるのでかなりコスパ良かったのではと思った。

■Farr Alloy Aero Bolt-On

Farr Alloy Aero Bolt-On

3月のロングライド用に、少しでも楽したくて購入したエアロバー。こんなん効果あるんかいなと思う部分もあったけど、とにかく長距離(僕的には)走ってる中で姿勢を変えられる余裕があるというのは気分転換にもなるし、舗装路で淡々と漕ぎ続けるだけみたいな状況でも姿勢が低くなるとそれだけでかなり楽だったりもする。

一番力を発揮したのは「軽いくだりの向かい風」という楽できそうでできないシチュエーションで、とにかく真っ直ぐで車が少ない向かい風の道なんかで姿勢が低くなるので風の抵抗が少なくなって足が楽になってたのは体感できた。


ハンドルに手を乗せてなるべく近い姿勢をとることはこれがなくてもできるんだけど、捕まるところがあるというだけでペダル踏むのが幾分楽になったりするので力をかけられるポイントがあるというのが重要なんだろうな。

先端にGoProつけたい気持ちあるけど細くてつかなそうなのとマウントつけるとGPSがギリギリ入らなくなりそうなので別の方法を考える必要がありそう。ライト、 GoPro、GPS、エアロバー。ハンドル真ん中につけたいもの多すぎ問題。

■Altra Lone Peak 6

Altra Lone Peak 6

完全に他人事のつもりで眺めてたトレランの世界に引っ張り込まれて今年はトレランとハイキング初めてみた。
ALTRAがいいと聞いてたのでいいやつ買っとけば使用頻度的に長く使えるだろう、というのもあってLone Peakを購入。ちょうど試着に行った石井スポーツで新作が入ってきたばかり(陳列されたばかりとのことだった)ので履いて良い感じだったのでそのまま購入。店舗ってやっぱりすごい。

同時期にハイキング用にSalomonのシューズも買ったけどこちらは歩き方の問題かちょっと自分に合わず、結局ランニングだけでなくハイキングでも履いてみてる。

シューズの詳しいことはよくわからないのだけど足の先が詰まってなくて指が痛くならないというのが思いの外快適で、手持ちの靴は全部これでいいのではないかと思えてくる。ALTRAはカジュアル系のはないので普段履きはvivoの靴買おうかと検討中。来年にしようかな。


軽くて疲れないというのはとても良いし、足がきちんと動かせるというのはとても心強い。ハイキングのたびに筋肉痛になるので歩き方の改善や足の力をつけるようにするのとか、少しずつ身体を動かせるようにしていきたい。チャリはかなりハードと言っても上半身はそんなに動かないし、いやそうじゃないんだよと上手い人には言われるかもしれないけど背骨がガンガン動くということもないのでそこはウォーキングとかランニングとかでカバーするようにしないといけない。


今年は、新しいことを始めるようにしてみて、結果自転車も楽しくなってきたし新しい視点で物事見れるようになってきたりもした。人生は発見の連続でそれがやはり楽しい。
ランニングどこまでやるか知らないけど、ハイキング用としてとても快適なので普段でもこれを履く割合が増えてきた気がする。うーむ、やはり普段ばきにもう一つ欲しいな。という靴でした。


SIGMA 56mm f1.4

SIGMA 56mm f1.4

カメラは好きだけどレンズをガンガン買うことってあまりなかったのだけど、 Fuji X-E2で23mmを使ってて「もう一息望遠の」と思ってシグマの新しいXマウント用買ってみたけどこれがとても楽しい。
レンズが変わると見え方や世界の形や距離感が全部変わるのでカメラ背負って走る時の楽しさが結構変わってくるなあと思う。自転車だのホイールだのと違ってレンズって小さいので保管場所に困らないという切実な問題があり困る。困るじゃないのまったく。


あれこれ使ってみてるけど多分まだこのレンズの面白いところは引き出せていないのでこれから少しずつ使って遊んでいこうと思う。そしてよくある話だけど新しいレンズを買うと前のレンズの良いところも際立ってくるのでこれまた悩ましい。

1日自転車乗りに行くような時は環境やルート考えながらどんなレンズにしようかと悩むのも面白いけど、ツーリングなどになるとやはりズームレンズ欲しくなってくるので悩ましい。ズームレンズ、次には良い感じのズームレンズ買うことになるんだろうな。

さっそくだけど検討している候補としてはこの辺り。まあ価格と重さが変わってくるのでちょっと長い視点で考えることにはなりそう。

  • FUJINON XF16-55mmF2.8 R LM WR(¥147,456)
  • FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR(¥96,890)
  • SIGMA Contemporary 18-50mm F2.8 DC(¥66,011)
  • TAMRON 17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD(¥80,480)

価格コムの最安値でもだいぶ差があるので一概に比べにくいところあるけど、2.8通しで一番安いSIGMAすごいなあ。いいなあ。といいつつもう少しプラスして70mmまでカバーできるTAMRONもすごいな。FUJIの14万はあまり現実的じゃないけど憧れもありよいなあとなるけど、ボディがE2なことを考えるとSIGMATAMRONで十分な気もする。悩ましい。レンズは再来年くらいになるかなー。まああれこれ考えよう。


拡張機能があるものを拡張させてみたらどんどん面白くなってきた、という買い物の一年だった気がする。いやー、たのしかった。

【番外編】Peugeot 308 SW

これは自分用というより家族の道具なのであげる必要もないかなと思ってたけど流石に一番高い買い物だったので入れておく。

ステーションワゴンとかフランス車とか赤い車とか自分の憧れ要素けっこういっぱい詰まってるのだけど、車酔いしやすい息子に負担がなくて、家族で出かけられる年数なんて本当に後数えられるくらいになってきたのでその時間を最大限楽しめるような道具が必要だなということで思い切って購入。

車自体の趣味はないので家庭の道具と割り切ってるところはあるし、家族を運ぶための道具なので不快なのを我慢してまで乗るものでもないなというのはあって、それは今まで乗り換えてきた理由。ハスラー→スパイクは「子供が大きくなってきて窮屈になった」のが理由だし、スパイク→308は「長距離走るのに前後左右の揺れがきつくて車がしんどくなってきた」のが理由。

もっと大事にとかなるべく長くとか考えることはいろいろあるけども、でもまあ使うのが辛い道具を長く使っても意味がないのでいいタイミングだったかなと思う。新型の308もかっこいいのだけど幅が大きくなるし、乗りやすくてディーゼルで試乗車落ちで自分の許容範囲で、いい車に出会えて良かったなと思う。なるべく長く乗りたいものです。