有給取って松阪に行ってきた。平日休みの友人が、グラベルバイク購入検討してる僕に「僕のやつ貸すんで走りに行きましょう」と地元のグラベルを案内してくれるというのでホイホイと出かけていった
大阪から車で2時間、いつも近所で一緒に走ってる友人と朝から東へ向かう。2時間というのは気軽にふらっと行くには少し遠いけど、旅行や遠征やというつもりで行くには近い。日帰りで遊びに行くのにちょうどいい距離感だ。
車を停めて、何回か一緒に走ったことあるCORNER BIKEを借りてまたがる。「クロモリフレーム」というくらいしか僕のと共通点はなくて色々新しい感じがする。
ロードプラスの650b x 47のブロックタイヤは思ってたより軽々と進んでいく。その辺からいきなり驚きがあって、未舗装路に入る前ですでに楽しい。
「道路舗装工事予定」と書いてる整地された砂利道を走ったり、畑の横、森林公園、シングルトラックやダブルトラックを次々繋いで走っていく。なんだよこれ、最高かよってなる。
舗装路もあるしそうじゃないところもあって、走ってる感じだけだけだとそんなに普段と変わらなかったりするけど、荒れた道を普段と変わらない感じで走れるってなかなかすごいことだな。腕や肩に伝わる振動はすごいけれど、今まで自分が知ってる「サイクリング」とは、路面や機材、面白さや気を使うポイントも全く違う遊び。そうか、そういうことかといろんなことを思い巡らせる。
地元だとどんなところを走れるのだろうと考えながら、そんなに綺麗で平坦なグラベルは多分ないんだと思うけど、それを探しながらどんな道でもガンガン走っていけるのがこういうバイクなんやなとワクワクする。
バイクの特性や、いつもと違うパーツ、路面の状況や色んなことを考えながら走ってるけど、ああ、これは楽しい。
スチールバイクや太めのタイヤに抱いてたネガテイブではないけど気になるポイントが端から解消されていく。あーあ、これはたまらん。楽しい。
マウンテン、ロード、シクロクロス、街乗り、なんやかやとバイクの種類が増えていくみたいなことはあるあるなんだと思うけど、オールロードで一台である程度どこでも走りに行けそうというのはなんだかとても魅力的。そうそう、そういうのやりたいねんとほくそ笑む。
いつになるかはわからないけど、自分の中の不安が解消されたので、次のバイクに向けてちょっとあれこれ考えてみることにする。
