Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

和歌山グループライド

休日に、和歌山へグループライドに行ってきた。9月にあったRapha Women's 100のコースで見たことあるところや、他にしらないところをいろいろ走ってたのが楽しそうだったのと「休日に100km」はそこそこ楽しみながらがっつり走れる距離感なので、友人を誘って久しぶりに和歌山まで足を伸ばした。


コース設定は、そのRaphaのイベントでライドリーダーをしていた方に依頼。先日たまたま大阪のカフェで居合わせることがあって、そこからSNSでの繋がりはあったので無理をお願いして企画していただいた。
今年に入って浜松の天竜や松阪に走りに行く機会がいくつかあって、どれも地元の人のホームコースを案内してもらうやつだったのだけど、それがいずれも楽しいのばっかりだった。


知らない土地に、友達と乗り込んで走りに行こうぜっていうのはそんなに難しい話でもないし、いくらでもルートを調べる方法はあるのだけど、あえて「地元の人のホームコース」を案内してもらうというのは「こんな道が!」みたいな驚きも、景色のいいところの楽しみ方も、街の名所の由来もわかって、ちょっとたまらない体験だなあと今年に入って思うことが多い。


自転車の面白いところは「そんなに知らない人でも一緒に結構楽しめる」ところにあると思ってて、話のネタは自転車のパーツと好きなコースだけで半日くらいは余裕でもつし、走ってる間は結局個人の時間だったりするのでサドルトークもそこそこでも十分楽しい。手信号、声かけ、写真ストップ、そういう断片だけ見てても「ああ、こんな楽しみ方があるんやなあ」と感心することがあって、それだけでも十分楽しい。



スタートしてしばらくは街中を走り、山に入ると「一旦解散で各自のペースで」と気楽に走れる。斜度がきつくなるところで僕がパンクして(釘踏んだ)、チューブ交換してる時間に会話が弾んだり休憩して息を整えたり。結果的にチューブ一本の対価がグループの楽しさみたいなものに繋がってたのでそれはそれでよかったな。


果樹が多くて、海沿いに山があって、海岸線が入り組んで景色にギャップが生まれる。景色が綺麗なところは走っててテンションが上がる。道の綺麗な県道なんかだと、走りやすくてダウンヒルもずっと気持ちいい。


コースの半分くらいは走ったところがあるとこだったりするけど、それも少し裏道だったり知らない道だったり、「あ、ここにつながるのか」みたいなのが増えて来ると知ってるところでも面白がって走れたりする。自分で調べてルートを引くとそういう感動はやっぱり少なくて、誰かに連れて行ってもらうライドのこういう楽しさはやっぱりいいもんだなあ。


来週は、「奈良走ってみたいので案内してください」と声をかけられた逆のパターンで愛知からのゲストをアテンド。自分は何度か走ったことがあるルートでも、曽爾や名張のあたりは結構景色が綺麗なので楽しんでもらえるといいなあ。