Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

ビールを巡る旅 ビア蔵キャノンボール(後半)

前回に続いて、後半の3日間
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大体今までバイクパッキングでキャンプ行くのも一泊で行くことが多かったし、何日も連続で自転車乗って走るということが無かったので、後半の期間は体力との相談の部分も多かった。実際膝も痛くなってきていたし東京目指して走ってはいるもののロングライド耐性がそんなにないのでどこまでいけることやらと思いながら走っている部分もあった。

楽しみつつ、無理せずいけるところまで、の後半

Day4 静岡、清水、富士、伊豆の国反射炉ビヤ

この日は上りも少なく距離も比較的短い日程。風が強くなければいいのに、と思うことはたくさんあったけども、結局のところ晴天が続いている以上あまりそれ以外のことに文句は言えない。「天気がいい」というほどに天気が良くなくても、気温がそこそこで穏やかであることでどれだけ旅行の間助かったことか、と思う。


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静岡の桜は早かった。厳密な種類はわからないけど、河津桜だけじゃなく、全体的に気候が温暖なんだろうか


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普段と違う道を走っていても、結局気になるのは普段と同じこんな感じの道。ついつい見つける嗅覚に我ながら驚く。


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富士山が大きく見える瞬間、よくわからない声が出る。
関西にいると富士山というのは概念に近い。ただし、見える圏内にやってくると、圧倒的存在感で迫ってくるの本当にすごい。言葉がない。


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富士川までくると、新幹線で見たことある感じの見え方。それでもやはり、雄大さに何度も足が止まる。


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富士川沿い、楽しめそうなところがかなり多い。普段は新幹線から見ている鉄橋の下がかなり好みの雰囲気で時間が過ぎていく。


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適当に近くにあったお店に立ち寄る。偶然に見つけたお店、というのもよいけど実際にはある程度調べて目星はつけていたので開店と同時に定食にありつく。
旅の食事の考え方や探し方はみんなそれぞれあるんだろうな。


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テトラポッドグラベル、青空。無敵か


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海沿いに出ると風が強くて松が曲がって生えている。海外のグラベル写真で見たことあるやつだ


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予定ではしまってる可能性が高かった反射炉のスタンド。認証をとって前日からオープンしていたと聞いて安堵のため息。
そしてペールエールがうまかった。


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ほぼ出回ってないというマンゴーヘイジーとおろしの唐揚げで栄養補給。
きついビールもうまいのだが甘味があって疲れた体に染みる。


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宿はコナステイというところで、古い旅館をサイクリスト向けに全面改修しているところでドミトリーだけどかなり快適だった。ここまで砂浜やグラベルかなり走ってきたのでホイールがドロドロだったのも洗車させてもらえた。とてもよかった。


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ドミトリー独り占め。ゆっくり寝られて、風呂も大きい湯船があってかなり快適だった。


Day5 伊豆、熱海、小田原、茅ヶ崎→Barbaric Works

行程全体でなるべく上りは避けて平地を走るようにとしてきたけど、伊豆半島だけはそれを受け入れてくれなかった。
500mある山伏峠を越えて熱海側に降りるのだが、荷物はまだ軽い方なのでよいけれど、ここまで300km越えてそこそこ疲労も溜まっていて朝一身体がまだ起きていないような状態でいきなり上り始めるのがやはりキツかった。


とはいえ、海外グラベル走りに行きたい身としては、こういうのもシミュレーションとしてとても有用だったなと思う。


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朝日が差してくる林道。こういう瞬間に出会えるので早朝のライドはやはり格別。


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まず400くらい登ってからまた登り返して到着する山伏峠。達成感がすごかった


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熱海の海岸線、イタリアのクラシックレースみたいだった。ただし車が多くてしんどい。


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熱海を越えると桜の量もかなり多かった。サイクリストも多かった。そう言えば土曜日だ。


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根府川の駅。ホーム越しに海が見え、かつ桜も満開で綺麗だった。


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湘南エリアに入ると、海が生活のすぐそばにある。絵になる。


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友達に教えてもらったおいしいパン屋。カフェスペースはいっぱいだったので表の名作椅子で休憩。


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大磯の住宅街で猿にであう。この後ガチガチに威嚇される


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茅ヶ崎のPassific Brewingにも立ち寄り。空いてなかったけどブリュワーの方と少し話ができた


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そしてゴールのBarbalic Worksへ。以前ボトルで飲んでうまかったのでぜひきたかったお店。
旅の終わりを告げる「Drum Roll」というビール


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こちらはセゾンの「Rendezvous」これもうまかった。


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別のボトルショップでPassificも手に入れて宿で飲んだ。


Day6 茅ヶ崎、鎌倉、横浜、品川→大森山王ブルワリー

どこまでいけるかわからんなとおもいつつ、ゴールの大森まで行ってみようと思った最終日。
大森は母の実家があるので、ちょうど彼岸だしおばあちゃんに線香あげに行って旅の終わりにするくらいがよいだろう、と。

駅前にちいさいブリュワリーもできていたのでそこを目指す。

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この星の一等賞になりたいのオイラ、の海岸。不意にピンポンの撮影場所に出会ってしまうのでテンションが上がる。


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大船で友人がやっている立ち飲み屋に寄る。営業時間外だけど朝飯食わせてくれるというのでありがたく食事にありつく。人の好意だけで生きている。


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知り合いの地元、多摩川の丸子橋に立ち寄り。東京都に入ると結構感慨深いものでした


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親戚の家がある大森に到着。叔母夫婦の家に立ち寄ってのんびり休憩して世間話


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最後は大森在住の友人を呼び出して大森で乾杯。いやあ、楽しかった。


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大森山王ブルワリー。ウェブ制作会社が始めた地域密着型のビール、という立ち位置も面白い。


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帰りの新幹線速すぎて旅情もへったくれもなかった。




ということで、約450kmの旅、機材トラブルも怪我もなく無事に終了。とにかく腹が減った。そして経験からの学びも多かったツーリングだった。