Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

2020 夏至の東吉野バイクパッキングキャンプ

「バイクパッキングに行くブログ」と銘打ってもう3年やってるけど、実際にキャンプ行けるのは年に少なくとも1回。2回行けりゃいいところだなってなる。でもまあ、そんなもんだよ。いろいろ含めて楽しんでる感じ。

ということで、父の日に「好きに1日過ごせる時間」をプレゼントしてもらって東吉野まで行ってきた。


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キャンプツーリングは楽しい

これはね、もういろんな意見があるからなんとも言えないし、荷物が増えるの嫌な人や、キャンプ道具をそこまで軽量化に振るのが嫌な人もいる。軽量化して荷物を減らして、最低限で出かけるのはゆとりの部分や余剰な面白さみたいなのも削ることになるからね。そんなことはわかってる。

だから輪行でゲストハウス泊の方が気楽で快適でというのもよくわかる。去年はそれでしまなみ走ってきた。


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ただ、何度かやってみて自分はそういうのが好きやなあと思うのはハッキリしてきて、家からいつも走ってるルートがそのまま伸びて日常がどこかでふと非日常につながっていく。境界線は曖昧でたどり着いたキャンプ場の方がまだ日常感がある。ファミリーキャンプとは全く違うソロ泊の楽しみ方もまたよいんだけど。


小道に寄り道したり、地元のお店の人と話したり、カフェに寄り道して休憩したり。アルプス縦走みたいなのと違ってバイクの旅はかなり自由度が高くて、里と里山を行き来するようなもっと違う楽しみ方もまだあるんだろうな。


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「ああ、ええなあこういうの」と何度も思う。僕はこういうのがやりたくて自転車に乗っている。表彰台もレースもチームジャージもなく、ヒルクライムもなく(がっつりあった。フラットダート持ってこい)、ゴールスプリントも時間の計測もない。パワーメーターはあった方が便利そうだなあ。

でもまあ、こういうのがやりたいんだ。


新しいCORNER BIKESでキャンプ

ダボ穴付きのフォーク、ホイールベースが伸びた分ゆったりした積載。新しいバッグ。どんな感じになるのかとワクワクしながら荷物を積み込む。最大容量にはまだ幾らか余裕がある状態。今回は荷物少なめで行ってみる。

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気温は最低13度まで下がるけど、2年前に砥峰高原行った時が9度だったからそれに比べればましか、みたいなことも経験値として荷物を軽くする。

まずは最低限の荷物で、新しいバイクで、峠を越えてstayhomeでなまった体に鞭打ち走る2日で160kmの旅


登りはキツかったなあ。宇陀の女寄峠は前も荷物括り付けて走ったけど、そういうところは無理せず休みながら登る。ああ、脚力ほしいなあ。

テントやシュラフがフォークにマウントできたことで重心が下がって、ハンドルを取られることも少なくなった。ハンドルに直接マウントするよりも手元が軽い感覚がある。もちろんカーボンフォークやキングのヘッドなど、前よりパーツも違うからその影響もあると思うけど負荷分散出来てる実感はある。


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面白がって描いてみたけど、前三角のバランスがいい。水が入ってる前提なので、サドルバッグからもう少し荷物移しても良いかも。

オーダーした時に自分の乗り方ややりたい事をきちんと伝えてたこともあって、荷物積み込んで総重量20kgで二日間走ってみてもそんなに疲労がこない。柔らかめで軽量化しすぎないちょっと重さのあるフレーム。こりゃいいなあ。

BIKE TO CAMP / CAMP TO BIKE

バイクパッキングは、やってみて思うけどそれ自体が目的として楽しめないとしんどい。カバンも安くないものをいっぱい買わないといけない。僕は一つずつまとまったお金ができたタイミングで買ってきたけど、鞄だけじゃなくて「ソロ用テントはあるけどめっちゃ重い」とかもあるだろうし、課題は山積み。

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となると、キャンプまでバイクで行くのも楽しいけど、車に全部積み込んでベースキャンプ作ってそこから泊まりがけで近所を探索するようなのもいいな。ハチ北、福井、伊那あたりはそんな感じで泊まりがけで拠点作って走ったら楽しそうだなと思いながらキャンプ地や林道のアタリをつける。stayhomeの間に、どれだけGoogleマップ地理院地図を眺めてきたことか。


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阿蘇とかしまなみとか、そういうのも行きたい気持ちはあるけれど、今1番行きたいのは伊那だな。キャンプして、気の合う友人と焚き火を囲んで、早起きした人がコーヒー沸かしてそのままダラダラグラベル走りにいくようなやつ。

なんでもやってみなくちゃわからない。少しずつ、楽しみ方を広げて色んなところに行ってみよう。面白がって走ってくれる友人の輪を広げたり、快適でおもろい道具を揃えたり。「ええやん、めっちゃおもろそうやん」と言ってくれる人と、またいつかこういう感じのやつやりましょう。