週末キャンプに行ってきて、「バイクパッキングの持ち物について」が一部で盛り上がったので、自分の持ち物をまとめておきます。
基本的に「バイクパッキング好きな人が増えて、一緒にキャンプ行こうって盛り上がったりバイクパッキングの文化が日本で広まれば自分が行きやすくなるなあ」と思ってるので、積極的にシェアしていきたい。
荷物リスト
自分の持ち物や必要なものを、これをベースにしてリストをEvernoteに保存。キャンプ行く日程が決まったらそれをコピペしてその時期に合わせたやつをカスタマイズ。気温、行き先、ルート、食べ物。絶対的にこれというのはなくて状況に対応しないといけないからね。
「備えよ常に」
息子のボーイスカウトでも言われているけど、あらゆる事態に備えてあらゆるものを準備する。役割の重なるもの、旅先で入手できるもの、なくてもなんとかなるもの、は極力除外。優先順位を決めて軽くしないといけない。ただまあ、なんでも軽くすればいいってもんでもないしそこは旅のスタイルとか自分の好みとかで違うわな。ガチお遍路やりたい人に「朱印帳は重いから無駄」とか言ってもしかたないもの。
バイクだとハイキングほどにはシビアでなくてもいいけど、バッグの数が増えるのでそこで重さを取られたりもするねえ。今回つけているもので35リットル程度、約1,000gくらい。山と道のMINIが32リットルで382g。個人的にそこまで薄くて軽いのどうなのと思ってるのであれだけど、バイクの場合は時速40kmで身体もバッグも剥き出し、タイヤの直ぐ上にバッグがある危険性はハイキングのそれとはまた違うけど危ないのは危ない。ちょっとベルトが緩んだだけでタイヤに絡まって落車して死ぬ可能性だって十分あるから。まあその辺の話はいいや。
ということでバッグ別の入れてるものリスト。
- フレームバッグ:OUTERSHELL Half Frame Bag
- サドルバッグ:Apidura Saddle Pac Regular
- ripa bags:TRIP POUCH
- フォークマウント1:OXTOS コンプレッションバッグ
- フォークマウント2:OXTOS コンプレッションバッグ
- ハンドルバー:OUTERSHELL Drawcode Handlebar Bag
- BIG SKY インサレート入れ物(ビールの保冷用)
- カメラ、三脚
- 補給食
- ジェル
- 羊羹
- ラムネ
- グミ
- ライドの時に着てる服
- 水
- シートチューブ→プリスト 550:移動中に飲むやつ、ドリンク剤入れる
- ダウンチューブ下面→Klean Kanteen:予備の水、氷入れてキンキンにしておく
- Evernew ボトル(折り畳みできるやつ)→水は直前で購入できるか確認
事前に家でリストアップしてた時の写真。こっちの方が見やすいね
水のボトルと容量
水を持っていくのがそこそこ大変。絶対的に必要だけど使う分で結構重くなる。キャンプ場の水道飲んでもいいけどほんまにいいのかは衛生面でもよくわからん。まあ、直前にスーパーで買えばいいかと思いつつどのくらい容量いるのかも考えておく。
- 夜の飯 400
- 夜のコーヒー 200
- お酒水割り 300
- 朝のコーヒー 200
- 朝の飯 300
- 翌日の水ボトル 500
→合計2リットル
2リットルのボトルをスーパーで買ってEvernewのソフトボトルに移し替える。キャンプ場で500mlのボトル何個か買ってもいいけど水だけ売り切れてたらと考えると地獄。
これは、SAWYERの浄水器買った方が便利かなーと思ってきたので次回までに検討しよう。
ちなみに、ちょうどのタイミングでKUWAHARAが浄水機能付きボトルの取り扱いしてるとのツイートを見かけた。サイクルボトル型がいいのか、SAWYERみたいなソフトボトルに取り付けるようなタイプがいいのか、はちょっと悩ましいけどアリやと思うよこれ
服装について
服は乗ってる時のウェアとキャンプしてる時のウェアが、兼用できるのが僕のスタイルとしては基本。バイクはジャージで、キャンプはカジュアルで、の方が今あるものをそのまま使える人も多い気がするのでいいのかもしれない。
結果2通り持っていくけど、洗い替えというかレイヤリングで調整できる内容にしておくかというところ。この辺は「3日同じ服でもかまわん」とか「バエるから毎日違う服を」でもなんでもいいけど、防臭素材とかうまく重ねて使えるとかが判断基準かな。
メリノウール はあと数アイテムあってもいいなと思う。今回は雨降らないし最低気温も13度だったのでそこまでシビアでもなかった。日が長い→暗くなるのが遅い→夜でもそんなに着込まなくても大丈夫、というのは良かった。9月なら昼間は似た気候でももう少し荷物増えた気がする。
寝袋について
バイクパッキングの寝袋本当に難しいよね。気温や行き先によって複数揃えてもいいけどアホらしいのでこれもガンダムみたいにコアファイターとの組み合わせで増強するのが正解と思ってる。
私の寝袋関連グッズは以下の通り。星印が今回持っていったもの。欲しいものもまとめとく
- ☆モンベル アルパインダウンハガー800 #5
- ☆無印良品 軽量フレンチダウン
- SOL Escape bivvy Lite→寝袋カバーとして使うと耐寒温度が3度くらいあがる
- カイロ
- ニットのビーニーとウールのソックス→末端温めると冷えにくい
- [欲しいもの] Cocoon Silk Travel Sheets→真夏ならシーツとダウンジャケットだけで寝袋なしでもいい気もする
- [欲しいもの] インフレータブルの枕。今回はスタッフバッグに来てない服詰めて対応
寝袋の耐寒温度は目安だし、人によって違うのでここは経験値上げるしかない気がする。単品で対応するのではなく状況と組み合わせですかねえ。なので、あらゆる天候に対応しようとする世界一周系の人たちの荷物が大きくなるのはとても理解できる。
僕は4〜10月くらいのもんだと思ってるし最低気温が10度切るとキャンプはしない。これはサイクリストの「冬最低気温が0度以下なら走らない」と同じ感覚。
パッキング考えるの、とても楽しい。そして大体の荷物は山に登るのと同じでいけそうなので今年は山も登ってみたいのだが「靴とザックがあれば山登りできるなあ」ってのは「あとはバイクがあればグラベルライドできるなあ」と同義なので近いのか遠いのかよくわからない状況ではあるけど。
こういうリスト作っておくと、2年後にみた時に「ようこれでキャンプなんかしてたなあ」とか思ったりするのでけっこう好きなのである。