5月末で緊急事態宣言は解除されるのか、東京大阪は除くとかになりそうだな。自由に自転車乗りにいける日はそんなにさっくりくるんだろうか。あれこれ考えながら週末はライトもせずネットを眺めてビールを飲んでる。3kg太った。
しかし、緊急事態宣言が解除されたとて、まったく元どおりというふうにはならないだろうな。そりゃそうだよな。
ある程度収束、からのライドのこと
これは自転車だけに限ったことではないけと「コロナ前後」は地球の歴史的な大きな転換期になるはずなので前と同じというわけにはいかないんだろうな。
遠征したりロングライドしたり、ブルベ、ヒルクライム、ハードな山の中。自分とは特段接点がないところでも強度の高いライドやイベントは減っていくんだろうな。
仕事の仕方や生活の仕方、楽しみ方というものは今まで通りにはいかなくなるだろうし、せっせと集めたキャンプ道具もあまり日の目を見ることはないままかもしれない。まあ、仕方ない。
どこにリスクがあるかわからないし、潜伏期間が長いというウイルスの設計/デザインが秀逸過ぎて「人が会うことがリスク」というのはやっぱりいろんな変化をもたらすんだろうと思う。
国や行政レベルで制限されることは例えば「都道府県を跨いだ移動は極力控える」みたいなところだろうな。盆と正月の帰省も人が集中するのはよくないってなるんだろうな。これから恋愛して結婚していく人たちはどうなるんだろうと心配するけど。
大阪に住んでると奈良や和歌山まで乗りにいくことは日常的で、ちょっと峠を越えれば県境を跨ぐから他の県とは勝手が違うんだけど、でも南大阪から橋本や九度山は近いけど、海南や田辺は少し遠いし、どこまでを「隣県」と呼ぶかは距離感の違いで難しいな。
だったらなおさら「どんな楽しみ方をするか」をもっと考えないといけないんだろうな。
ライドの方針を決めること
個人のレベルでも、あるいは業界やショップや大手企業が「サイクリングはかくあるべし」というのを決めていく必要があるんだろうなとは少し思う。「都道府県をまたがない」という大きな方針のもとに、僕らは何に気をつけるのかということ。多分それは個人の裁量に任されるべきで、ウェーイと気にせず走りに行くことも出来るだろうけど、他人の目や、サイクリスト全体が生きやすくする様になるためにもどこかでガイドラインは必要なはず。
簡単に言えば「Uber EATSの配達はマナーが悪い」みたいなことで、交通規則を守らない人がごく一部だとしても(例えばね)あのリュックを背負ってる限り「またUber EATSかよ」って思うものね。人の認識ってそんなもん。
他県ナンバー狩りみたいな目に合わないようにするにはもちろんいろんな事情があるのはさておき他県に行かない事が基本で、自転車でも交通ルールを守るとかマスクをするとか、サイクリストがきちんとやらんといかんのだろうなと思うのですよ。スポーツバイクに乗ってる人は一般ママチャリとはやっぱり違う、的な。
てことで自分が考える方針はざっとこんな感じ。宣言でも約束でもないけれど。
- ライド中も口を覆う。簡易なものでも
- 大人数のライドはしない。3人くらい。
- 最大5人くらい?増える時はグループをさらに分けるなど
- 自分の食料と衛生用品は持ち歩く
- お店ではテイクアウト
- ランチを挟むライドも最低限にする
- ちょっと県境越えるくらいはあるけどがっつり遠征は控える
- 地元の商店で買い物する(鞄が必要)
- 怪我のリスクがある乗り方は避ける
楽しむ事は否定しない。今まで以上に周囲や他人に与えるインパクトを念頭に置いておかないとなあ。
Ride with corona エッセンシャルキット
タイヤレバーに換えのチューブみたいな基本工具とあわせて、ライドに行くのに用意しておいた方が良いなと思うものを備忘録的にリストアップしておく。
- ライド中の夏用Buff
- 移動やお店に入る時のためのマスク
- エイドキット(バンドエイド等)
- 消毒ウェットティシュ
- ハンカチ/手ぬぐい
- 補給食(途中の立ち寄りを減らす)
- フレームバッグ等(荷物ちょっと増えるしね)
Buffやネックウォーマー、冬場しか使ってなかったけど通気性が良くて速乾性のあるやつを用意しようかなと。首のところに溜まると熱がこもるので口元と首筋だけ覆える程度のサイズにカットして友人とシェアする予定。
エイドキットはキャンプや泊まりがけの時は持って行ってたけど、ちょっと予備に持っておくくらいがいいんだろうな。大きい落車はどうしょうもないし擦り傷くらいならボトルの水かけときゃいいんだけど。
後は、スピードの出る下りではしゃがないとか、危なそうな時は押して歩くとか、あまり無理しない範囲で楽しむ方法を探していくんだろうな。それはそれで楽しそうだ。
緊急事態宣言は大半のエリアで解除され、大阪も独自モデルに則って緩和の方向に向かう。いろんなことが一気に元どおりという事はないだろうけど、少しずつ楽しんで行きましょう。