2020年が始まりました。「スポーツの年」とやんわり言われがちだけど、今年は初夏に向けて新しいバイクを組んでいるので僕としても面白い事がいろいろな一年になりそう。バイクの話はまた改めて書きます。
去年一年、自転車を通じて新しい出会いがたくさんあって、その総集編みたいな年末年始を過ごしたのでちょっとまとめておきます。
12月30日：ridetenryuできなかったけど31日に遠州灘走り納め
奥さんの地元、磐田浜松がけっこう面白いエリアが多くて昨年9月に行ってからずっと後を引く楽しさだったので帰省のタイミングに一緒に走ろうと車にロードバイク2台積み込んで車で帰省。年末の道はそれほど混んでなくて家から浜松までは3時間半で無事に到着。
いつも顔を出してる自転車屋 Happy & Slappyでおしゃべりしたり買い物したり。翌日は丸一日天竜に走りに行こうと思っていたけど朝から生憎の雨。何もこんなところで雨男発揮しなくてもいいんだけど、9月も一緒に走った知人とせっかくなのでとランチしながらのんびりとおしゃべり。サドルトークよりのんびりするけどその分色々話もできて面白かった。本来ライド途中で立ち寄ろうとしていた蕎麦屋「ハナレ」で早めの年越し蕎麦食べながら自転車や音楽、キャンプの話であれこれ盛り上がる。
天竜走れなかったのは残念だけど、それはまたの機会に譲ることにする。
9月に走った天竜の記事はこちら
playbikecamp.hatenablog.com
翌朝31日、家で紅白みたいので昼過ぎに出発予定で、迷惑かけないようにと7時前に出発して遠州灘のサイクリングコースをさっくり走るライドで走り納め。
地元の奥さんにしてみたら「小学校の遠足みたい」な工場周りや海浜公園を走るコースで、ただ視点や距離感やスピード感がかわると全然景色が違って見えるのは普段のライドでも実感してるはずで、面白い道けっこうあるよなあと景色を眺めながらの30kmで大満足の遠州灘ライド。
遠州灘はとにかく広くて、和歌山や広島、淡路島なんかも海沿いで走ってきたけどどれも瀬戸内の多島美や対岸が見えるところばかりだったけど、遠州灘はとにかくどこまで行っても水平線が見える。この規模感は関西の近場ではなかなか味わえないやつ。帰省のたびに、何度でも行きたくなるなあ。
1月3日：新年ライドは「奈良デスライド」
社会人に取っての年末年始の醍醐味は「普段休みの合わない友人と会える事」で、「クリスマスとお年玉」の子供の醍醐味とどっちがいいかは判断しづらいけどまあそんなもんだ。
平日休みの友人と都合合わせたり、関西出身で東京在住の友人と帰省のタイミング合わせたり、「普段はSNSでしか交流がない人」と一緒に走れるのはやっぱり特別感ある。
全員の中間地点で集合して、がっつりではなく「みんなで走る事」を優先してのんびり景色見ながら走ろうぜと計画を立てたものの、飲食店は軒並み空いてないし（だからこそ友人と集まれる状況になるんだけど）当日も事故の巻き添えで到着が遅れたりと一筋縄ではいかないのも年始感あって面白い。到着待ちの間に近くを走ってウォーミングアップしたり、急遽コースを変更して時間変更に対処したりするのは普段から地元で走ってる友人がいるからだったりして、結局「地元のルートは地元の人に聞くのが一番いい」というのは確か。
ただ、急な変更で行った事ないけど他に行ってる人がいた道、くらいのところに向かうと激坂の連続で、「思ってたのと違う！」とか「どこまで上りやねん！」と文句も言いたくなるけどそれはそれとして楽しみながら一緒に走る。総勢8名でちょっとずつ組み合わせを変えながらサドルトークが弾む速度で、「もう同じ道走りたくないなあ」とか言いつつも記憶には鮮明に残る奈良のライドだった。
だいたい奈良は急な道とか自然災害通行止めとか、「なんやねんこれ」と文句言いながら楽しい記憶が多い。少しずつ「友達も連れて行くよ」とか言いながら輪が広がって行くのもまた良い
1月4日：movement 新年ショップライドのアテンド
いろんなところで地元の人にアテンドしてもらってた去年一年だったけど、「じゃあ今度走りに行くんで案内してくださいよ」と言われることが少しずつ増えてきて、南大阪って自転車乗り的に「わざわざ走りに行くようなところ」では全然ない。海も、絶景もなく、山の斜面までみっちりと住宅が並んでいるので基本的には「どこにでもあるような景色」が多い。
それでも面白がって走ったり道を探したり写真を撮ったりしてて、それを見た人が「今度案内してくださいよ」って言ってくれるのはとても嬉しい。しかも今回はショップの新年ライドという規模の大きさ。たまたまパーツを引き取りに行った天王寺のmovement店頭で「新年ライドやるんですけど、毎年同じ感じのルートになるのでなんかちょっとアテンドしてくださいよ」と依頼を受ける。日程は空いてるので二つ返事で気軽に引き受ける。
が、あの店、シクロクロスのチーム持ってるし、C1やC2のレーサー連れてどこを走れというのか、、、と後から考えるとどんどん難しくなってくる。でもまあ、僕に依頼してる時点である程度適当でいいかと開き直っていつもの道を案内することに。
ショップの人も常連客も健脚の人ばかりで、前を引いててもとんでもないプレッシャー。登りでは案の定引きちぎられるけどそこは特に気にもせず。どうしょうもないもんね。
集合場所の柏原リビエールホールから、最初の目的地の望尾峠まで、大体の人は「ああ、あの道ね」と頭に入ってたりするところを、路地を抜けたり農道を通ったり期待を裏切りながら峠に向かう。
その後も後ろから「こんなところ入れるんか」「ここにつながるんや！」と期待通りの反応をいただきながら半日まったりと走ったライドでした。
解散してからの帰り道、普段の朝練メンバーと二人になってのんびり走ってるのもまた楽しかったな。大勢で、いろんな人と知り合って、少しずつ輪が広がる感じはやっぱり楽しいけれど、気心知れた友人とのんびり走るのもやっぱり楽しい。自転車は自由だ。
てことで、今年も色々楽しみながらいろんなところに行きたいもんです。ブログはたまに書いていきますのでどうぞ宜しくお願いいたします。
