Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

曽爾ライドをアテンド

「曽爾走ってみたいです」と遠方の知人が連絡してきて、じゃあ良さそうな時期に行きましょうと車でごった返した曽爾高原に自転車で走りに行ってきた。

今年は初めての土地を訪れる機会が多くて、幸いに行く先のライダーにアテンドしてもらって抜群のルートばかりを走ることができた。

結局は走り慣れた近所のルートは誰にとっても快適で、それぞれのホームコースやオススメのルートが悪いわけがない。じゃあ自分が人をアテンドするとどうなるかというと、走ったことある道や食事の場所なんかもある程度頭に入ってるところは融通が効くし、どのくらい喜んでもらえるかはさておき安心して走れる。


曽爾はホームコースと言うには僕にとっても特別感あるし、何度か走ったコースなら多分喜んでもらえるだろうと安心感もある。


愛知からのゲストは2人、近辺に強い僕の友人3人も声かけて三重の名張あたりから出発。基本的に車の少ないルートを選んで走っているのでスタートからいい景色が広がる。僕以外の初めましての人も事前に「こんな人やで」という情報を伝えて置いて話しやすそうな感じ。スタート前にお互いのバイク見ながらひとしきりアイスブレイクした後の出発だったのでサドルトークも順調でよかった。


僕は一度走ったことのあるルートだったり、他の関西組も「こっちから行くのは初めて」だったりしてそれぞれに新鮮さがあった。

道中ずっと「なんだこれ、最高かよ」と褒められ続け、確かにコース全体いい感じだったのと季節も良かったのでかなり楽しんでもらえたようだった。道の駅で昼食をとって、昼からはヒルクライム二本こなしてようやく絶景ゾーンに突入。

「え?まだ絶景じゃないのこれ?」と驚かれつつ、曽爾高原のススキの中を軽くハイクしたり、名張方面に抜ける緩い絶景の下りコースを疾走したり。



毎回「あっ、写真撮りたい」と思いつつ多分写真ではほとんど伝わらないタイプの景色で、のんびり休んで風景撮るには交通量があったり、流れに任せてガンガン踏んで絶景の中を走り続けるのも違う快感があったりして、オンロードで走る楽しさが結構詰まったコースだなと思う。

曽爾高原から麓まで対向車線は驚くほどどん詰まりの渋滞で、麓にいた人は日が暮れる前にたどり着けるのか心配なレベルだった。帰りの道路もそこそこ混んでたな。


今回はホスト側で案内する立場だったけど、大勢で走る時にいろいろ調整すべき点はあるけれどそれさえクリアすれば道を知ってる人と走るのはやっぱり楽しい。知らない街の知らない道を、地図や他人のログを眺めながら考えて走るのも楽しいけれど、勝手知ったる人のショートカットや現場でのプラン調整は心強い。

今年は各地に知り合いができてみんな普段から面白そうなところ走ってるからそれを回るだけでも何倍も楽しめる。そこにはグラベルも含まれて、オフロードなんてどこ走るんやと思っていたけどそれは自分が知らなかっただけで、いくらでも楽しめるフィールドはあるんだということを知らされる。まだまだ知らない道ばっかりで楽しそうなんだよ。


次はどこ行こうかと、少しずつ行動範囲が広がっていくなあ。そろそろキャンプライドも行きたいなあと思うタイミングで寒くなってきた。やれやれ。