新卒の頃に勤めてた会社の同期とサイクリングに行って来た。会うのは僕の結婚式以来くらいで10何年か会ってない。さらにその頃はお互い自転車乗ってなくてなんだか不思議な感じかするなーと思いながら。
他の友達数人も誘って東吉野の方まで走りに行って来た。「一緒にチャリ乗ろうぜ」って言うのは思いの他ハードルが低い。アベレージどのくらいとかその違いはあるけど、集まると遅くなるのは承知の上だったりするしなあ。
共通の話題がある
お互いの自転車のこと、パーツ選び、こだわり、走り方、走ってきた道。初めて会った人でも特段話題に困ることがない。「結婚は?」「子供は?」とかは昨今の風潮的に避けられるようになってるけど「カーボン?いいね。結構登るん?」なら簡単に聴ける。実際10年ぶりに会ってもすぐに会話は尽きない。
余計なこと話さなくても間が持つ
さっきとは逆。走ってる間は結局1人なので、「何かを一緒にやる」みたいな感じもない。べったりしないのは気楽。団体競技苦手なので、バレーやサッカーしようとすると協力して1つの何かを成し遂げるんだけど、自転車の場合は僕のヒルクライムと誰かのヒルクライムは別なので、ガンガン先にいかれたとしても、自分のペースで登らないとバランスは悪い。
会話したりすることも結局は道のことやペースのこと、補給の事だったりするのでやっぱり気楽。
こうやって書いてると結構コミュ障だな。ははは。
いろんな走り方や夢中になるポイントがある
道具好き、スピード好き、坂好き、キャンプ好き。自転車乗ると言う行為自体は同じでも楽しめるポイントは違ってて、人数が多くなるほど最大公約数は小さくなるけど、それはそれで承知の上で走りに行く。
スピードやアベレージは絶対的な基準になるのでそこが合わないと我慢すべきことが増えてくるしルートも制限されるけど、それもそこを踏まえてルート設定すれば結構なんとかなる。そもそもアベレージ合わないと走らないと言う人もいるしそれも理解できる。
安っぽい言い方すると、みんな違ってみんないい、なんだよねえ。
楽しむポイントも多様
写真撮るの好きな人、記録とるの好きな人、グルメ、探検、観光、何が面白いかみたいなことも人によってまちまち。ああ、そんな楽しみ方もあるのかーってなる事もあれば「僕は別にいいからどうぞ」みたいなのもある。
顕著なのは写真と食事かなあ。うまいもん食べたいというモチベーションとそんな時間と金があれば走りたいというのもあって、コンビニにでおにぎりとバナナ買っててもそれはそれで楽しい。店の前でしゃがんでカップ麺すすってるのはいい歳して避けたいからイートインが増えてるのはありがたい。
知らない道を知ってたり、自分と違う楽しみ方を教えてくれたり。僕はまだロードに乗って1年目だけど、10年も乗ってたらいろんなバリエーション必要になってくるもんな。
人付き合い苦手でも、適度に距離を取りながら楽しめるので自転車やっぱり楽しい。一人で乗るのも楽しい。