前に「Apple Watchは使えなさそう」なんて書いておきながら、stravaのアプリが対応したのもあって人柱になる覚悟で買ってみようかなと思い出してきた。チャリ買った勢いで完全に気持ちが緩んでる。
前に書いたエントリーがそこそこアクセスあるんだけと、自分でApple Watchの記事探してても自分の記事出てくるし多分他に「ロードバイク乗っててApple Watchがサイコンに使えるかどうか気になる」クラスタの人が見るべき情報がないんだろうな。実際どうなの?ってなる。
▼前に書いた記事
playbikecamp.hatenablog.com
ということでもう一度気になっている点を整理してみる。
Apple Watchをサイコンにする懸念点
- バッテリーはどのくらいもつのか
- 単純な移動ではなくチャリで半日とか走りに行く時のナビは出来るのか
- 心拍取りながら走っててバッテリー持つのか
- マップ見やすいの?使えるの?
- 走ってる時の通知は便利なのかウザいのか
完全にバッテリーの話に終始するな。通知も気になるなら受けるようにすれば良いんだけど多分これもバッテリー消費に直結するはずだからな。
ワークアウトで使用して公式には5時間。純正アプリ使っての数値だとして、例えば取得出来るのはこんなもんか。
- 心拍
- 移動距離
- 移動時間
- 消費カロリー
ログはワークアウトアプリに残るのだとしても、stravaでデータまとめるなら自分の使い方には不足してるので多分計測にはstravaのアプリを使うはず。さらに言うならナビも動かしたいのでそうなると3時間くらいが良いところか。
例えばだいたい道がわかる近所を半日くらい走りに行くようなもんなら4時間取れれば問題ないと思う。8時間乗るようなロングライドならiPhoneでstrava動かしてバッテリー繋ぎながらフレームバッグやらに入れておけば良い気がする。
結局、全部一台でやろうとするからおかしくなるんであって、例えば一泊のキャンプライドなら移動が主目的だから心拍まで取らなくても良いよねと思うわけで。その辺は使い分けかなあ。
▼キャンプライド行きたさ
なんでそもそもApple Watchにする必要があるか
自転車乗りでちゃんとデータ取ったり地図を活用するなら大人しくガーミンの520とか買うのが正解なんだと思う。ただ、専用機に4万くらい払うなら同じくらいの価格で汎用機のApple Watchでも良いんじゃないかってのもあるし、ハンドル周りにあれこれ固定でつけたくないなと言うのもある。
フロントバッグ付けたり、それも容量によって種類選んだりしたいし、さらにはステムのところにフードポーチ的なバッグ付けとくのが結構便利そうだなと考えると、ハンドルやステムには極力物をつけたくない。ライトですらクイックリリースのところに付けられるアダプタ見たいの導入してタイヤのところにつけようかと思ってるくらいで。
普段は前に飛び出る感じでガーミンつけてても良いけど、バッグ積むといろいろ制約あるだろうしなあ。何を選択するかに対して制限つけないようにしておきたいというのが大きい。
LEZYNEの新しいのも安くなるけどデリバリーされないし、キャットアイのGPSモデルは基本的にスマホ連動が前提なのでバッテリーきつそう。結局一長一短でどれも自分にしっくりこないんだよなあ。
結局「走行中に厳密にサイコンで表示される内容を見たい」てのがない程度の乗り方なんですよ。帰ってからstrava見てだいたいの速度の体感もわかるようになったし、距離と時間がわかればだいたいの走行の目安もつく。地図や目標時間みたいなことでいうとスマホの方が画面大きくて見やすい。
ガーミンなどの専用機を使わない理由は何か
余裕があればEgde520買おうと思ってて、でもLEZYNEのSUPER GPSが安くで出てきたのでそれなら全然いいかなと思って待ってたら全くデリバリーされない。やれやれ。
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ケイデンスセンサや心拍の乳バンド付けるのも面倒だなと思いつつ果たしてそこまで必要なのかと考える程度のホビーライダー。こないだ走った友人はパワーメーター導入して、ペダリングの指標になるのは分かりやすいと言ってて気持ちはよくわかる。でもそこまで拡張しないのならハイスペックなサイコンである必要はないな。
その気になればBluetooth対応ケイデンスセンサだけつけてiPhoneかApple Watchにつないで使ってみるのも良いかもしれない。
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とはいえEgde520のナビ機能は気になる
とはいえ、知らない土地をがっつり走る時に地図を見ながら走れるのは心強い。そういう事を思うとガーミンの520が最適解なのはとても理解ができる。
が、それも結局どこまで使うかなんだよなあ。今の所、道が不安なら停まってiPhoneでマップ確認で問題ないし、iPhone置いて走る事は考えにくい。細かく地図の確認できないほどシビアに急ぐこともないしその状況で走りながら地図見るのも怖いわな。もちろんあればかなり便利だとは思うので自分がどこで納得するかってことだなとつくづく思う。
Apple Watchを自転車乗りが使うメリット
iPhoneでも同じことなのかもしれないけれど、Apple Payが使えることがかなり大きいと思う。いまチャリに乗るときは小さい財布に小銭とセブンイレブンのnanacoのカード入れてる。セブンイレブンは数も多いし小銭あれば別にそこでなくてもなんとかなる。
ただ、都心ではなく外れたあたり走ってたらどのコンビニがあるかわからんし補給は史上命題だったりもする。長財布から小銭を取るのとは違って、軽量の小銭入れにカードや札も入れてるといちいち小銭出すのも面倒だしそこそこ重くなる。
輪行する時も財布の出し入れすること考えると常時身につけておけるApple Watchで清算できるのは便利そうだ。この辺は他のスマートウォッチとは違う。こんなこと書いてるタイミングで国内のクレカがApple Watch対応拡大のニュース。追い風。
もちろん、自販機で水買ったり行った先のお店で食事するシーンで使えない事は多そうだからなんでもかんでもってわけにはいかないけれど。ただ電子マネーでお金の管理まとめるっていう日常使いでも便利になるのかなあと思ったりする。
自転車用のナビについて
自転車のナビ(ルート案内)は、普通のA地点からB地点みたいなナビと違って少し複雑。大きい道路を迂回したり峠を越えたり最短ルートではないところを通ろうとする。だから単純に線を引くだけじゃなくてルートラボなんかでルートを設定してその通りに案内して欲しかったりする。
調べて見た感じではルートラボからエクスポートできるGPX形式やKML形式のフォーマットを読み込んで案内してくれるアプリはなさそうで、これは買ってから改めて調べてみるけどガーミンや専用機からは大きく劣る気がする。まあ、最悪ルートラボのページを表示させておいて迷ったときに確認ってことでなんとかなってるからそれでも構わないわけだけどさ。
Cyclemeterが使いやすそう、なのか
で、いろいろ調べてたらいままで使ってなかったけどアプリのCyclemeterがかなり使い勝手よさそうだ。
- stravaで取ってる情報は一通り使用可能
- 計測したデータをstravaに共有可能(ガーミンなんかと同じ理屈ね)
- 作成したKMLファイルをインポート可能(ナビ可能と書いてない闇の深さ)
- AppleWatchアプリもある(同じ機能があるかは不明)
なるほど、一旦iPhone用アプリ入れて様子見てみるか。友人が使ってるからとstravaにログ貯めていくことにしてるので、そこと一緒に使えるならこれ一択でも問題ないと思う。うむ。またいろいろ調べてみよう。
まとめ
- バッテリーの持ちはサイコンや他のスマートウォッチと比べて不安
- スマホとの併用でマップや経路はなんとかなるか
- 自分の乗り方として4時間以上のワークアウトは頻繁にしないので大丈夫そう
- その上でどのくらい使えるかは人柱覚悟で
- ガーミンのフル機能(ケイデンス、心拍、パワーメーター、Di2あたり)は使わなそう
- 心拍は普段の2〜3時間のライドはとるかもしれないけれどロングライドではいらなそう
- Apple Payは身軽になれて便利そう
- 通知機能はそもそもそんなに使わないか
- バンドル周りスッキリするのでバイクパッキングのバッグ選択に差し支えない
- 今まで使ってなかったけどCyclemeterなら解決できる問題が多そう
- Apple製品好き
最後のがやばそうだけど、あとはお金の工面とタイミングの問題かな。また買ったらレポートします。結構情報足りないので積極的に書いてみたい。