Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

シクロジャンブルというクロモリ乗りニヤニヤのフリマ行ってきた

Twitterで見かけたイベントが服部緑地であったので面白そうだったから行ってみた。今何かが欲しいっていうよりもどんなもんがあるのかなーと思って。

https://www.instagram.com/p/BOI-28pDI6F/
シクロジャンブル、めちゃくちゃ賑わってるな、、、


これは昨年の様子、まあ、だいたい同じだったのでよくまとめてくれる方の恩恵を受ける。
cyclist.sanspo.com



コンポやサドル、シートポストなんかが多くて、今たちまちに自分に必要なものがありそうってこともなかった。ボトル、ボトルケージ(これは多かったけどかっこいいのが少なかった)、ワッペンみたいな感じのが欲しかったけど、まあそれはしょうがない。


いわゆる蚤の市で古いパーツなんかがたくさんあるのだけど、その「古いものを大事に乗る」ってのはすごいなあと思うし、例えば30年とか40年とかずっとチャリ好きな人が出店も買いに来てる人もたくさんいるんだけど、なんというか、古いものを大事にすることと懐古趣味は違うなあと感じてて、いろいろある中から今自分がここで選んで自転車組むかというと、ガチガチクラシックなやつを選んだりはしないだろうなあと思うのです。

クラシックなものはそのもの自体の良さもあるし、今はない味とかもあるんだけれど、例えば2台目3台目でそういう選択肢はあるだろうし、完全に街乗り用とかなら楽しそうだなと思うんだけど、今自分はちゃんと走れるチャリ(レースに出ようとは思わないけど)とか長距離ガンガンいけるやつとかが欲しいんだよなあと思うのです。「いや、みんなこれで昔はガンガンパスハンティングしてたんだぜ」って言われてもそれは当然そうなんだけど、そうなって来るとテクノロジーの進歩とか今まさにものづくりや新しい時代のチャリを作ろうとしてる人にはなんの敬意も払われることなく時代の進展を否定することになるよなあと思うんですよ。大げさだけど。


家具でも、車でも、他のなんでもそうなんだけど、昔のもののモノ自体の良さはもちろんあるし、今では手に入らない素材云々、デザインが変わって前のモデルの方が良かったみたいなことはある。105の4本アームはやっぱり好きじゃない。でもまあしょうがないよねと思う。

会場に止まってるチャリもクラシックなクロモリが多い。クロモリは細くてホリゾンタルで、見た目が好きだ。そこはクラシック趣味だよ。でもそれを今組んでる人がいて、パーツは今生み出されてるものでその恩恵を被れるのがいいと思うんだけどなあと思ってたら、ネットでよくみかけるバイクパッキングとかガンガン行ってる人が会場に来ててチャリが停めてあったのを見てなかなかに胸を打つ。いやあ、これかっこいい。


https://www.instagram.com/p/BOJBqUhDfYi/
いつもネットで見たことある自転車停まってた。もしかしてつむりさん(の本体はこちら)ですか? #つむり #tada #かなりかっこいいコレ



オーダーのクロモリ、SRAM RED eTap(クソ高いのね)、Lightweightのリム、ENVEのハンドル。いやあ、写真で見るよりよっぽどかっこいい。この人がどのくらい走ってるかいつもTwitterで見てるけど、多分知らずにみてる若い子があれこれディスってたけど、まあ、好みなんてひとそれぞれだけど、僕はこれ好きだったな。eTapについては特に気にもしてなかったけど、ワイヤレスってことはシフターケーブルがなくていいってことだから、それだけで見た目が美しくなるのはいいよねえ。今電動が出て来てるんだからそういうことができるっていいなあと思いましたよ。


最初の頃にも似たようなこと書いてるな。ぶれてない。

ノスタルジーや懐古趣味に走ることは悪いことでもないし良くあることだけど、他人が積み重ねてきた歴史を買い取るよりも、自分自信の記憶や時間を一緒に刻んでいく方が僕自身は面白いと思う。

ぼくがかんがえるさいきょうのじてんしゃ - Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ


ジャストライドでも思ったけど、みんなが、自分の好きなように乗ればいいし、その選択肢が多いってのはいいことだと思うし、そのひろがりみたいのが自転車の面白さだなーとおもって自転車文化の良さを感じた週末でした。サッカー見てるのは好きだけど、応援を揃えるのは同調圧力っていうと少し違うけど、自分でやるとなると他の人とチームプレーするとかユニフォーム揃えるとか、そうなってくると「自分の楽しみ方」てのじゃなくなってくるなーとは思う。それもやっぱりそういうのがいい時もあれば一人がいい時もあるから、その楽しみ方だな、と。


チャリ楽しい。