Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

ぼくがかんがえるさいきょうのじてんしゃ

自転車買おうと思って情報収集してると、考えることが完全に小学生男子のそれである。


「いちばんかっこいい自転車ってなんだろう」

とか

「たぶんオレがつくるじてんしゃ、カッコよすぎてオレめっちゃ欲しくなるわ」


とか。

いつの時代も小学生の想像力は果てしない。足りない知識でも狭い経験でもいいじゃないか、まずは「自分にとって一番理想的な自転車」について考える。


https://www.instagram.com/p/BG__3SPRgbq/
order sheet for my first steel road bike. French tricolor & Cerezo's rose color with Léopard normand. #bikepacking #roadbike #osaka #tricolor #leopard #lion #Normandie #normand #ordermade #steelbike #handbuild #バイクパッキング #チャリ旅 #ロードバイク


それを改めて考えて突き詰めてみると、他のものでも結局自分の考えてることは似通ってるなあなんて思って、それを形にするのが自分の好きなものだから、それをオーダーして形にできたら、他の人に何を言われようがそれが「さいきょうのじてんしゃ」やなあと思い至る。なんかよくわからんけどそういうことである。小学生男子の思考回路は簡単にオーバーヒートする。まさに「エキサイトバイク」なんだ(ドヤッ


自分がほしいと思う、好きなもの全般

例えばこんなこと。

  • 見た目はクラシックでスッキリとしてかっこいいこと
  • でもクラシックなだけなら旧車を買えば良い(世の中のアンティーク全般
  • 古いものを愛して、それでいて新しいものを生み出そうとするクリエイティヴィティが好き
  • 自分が長く使うことで自分の時間を刻んでいく道具になるもの

ここまでは、自転車の話ではなくものを選ぶ全般の話。
家具や車、カバンとか靴とか身につけるものまで。こういうものが好きなんですよ。


ノスタルジーや懐古趣味に走ることは悪いことでもないし良くあることだけど、他人が積み重ねてきた歴史を買い取るよりも、自分自信の記憶や時間を一緒に刻んでいく方が僕自身は面白いと思う。

10年乗ったクロスバイク、倒れた傷や交換したパーツ、そういうのが1つ1つ自分が乗ってきた歴史だからな。もちろんその当時しかなしえない材料や技術があるのはわかる。でもそれと同じように今同時代的にしかなしえない材料や技術があって、そこでクリエイティブに向き合ってる人がいるなら僕はそれを応援したいと思うのです。


何十年か前のオリジナルしか認めないというスタンスではなく、過去にオマージュを捧げて今自分のものづくりをしようとすること。僕はそういうのが好きなんです。

自転車に求めること

  • 軽い、早い、のカーボンよりもクロモリのシンプルで潔い線の美しさ
  • 山を登坂することはあんまりないと思う。もちろん走るけどそれがメインの目的ではない(と、今は思ってる
  • それでもガンガン走るときは走りたい。目安100km/日くらいがいいところだと思う
  • 軽量化を突き詰めるよりも、心地よく走れて愛着の持てるパーツであれば良いと思う。
  • お金は無尽蔵じゃないからね。できる範囲で
  • 毎週末30-50kmくらい運動がてら走ることがベースになると思う。荷物は積まず、工具はポケットとツールボトルに入れるくらいで、キャンプに行くことは頻度は低いはず。
  • 年に数回はキャンプ道具積んで走りたい。現実的にはそんなもん
  • 一泊分を手軽に積んで。友達と荷物をシェアして。
  • ストイックに自走キャンプだけじゃなくて車や輪行も組み合わせる

と、初めてロードバイク買う割には自分のやりたいことは明確。なのでそれ前提でオーダーもしやすい。キャンプギアにしても、基本的に友達と泊りが多いだろうからテントより先にタープかなと思ったりして、その辺は組み合わせの楽しみ方かなと思う。


具体的に、自転車の組み方考えてみた

  • フレームはクロモリ
  • ハンドルとステムは乗ってみて合うものに変えていく
  • キャリアはフロントに小さいのつける。最初からやるか後からにするかは店で相談
  • コンポは105。堺在住なので大阪ブランドで(だったらデュラエースじゃねーの、ってのはナシで
  • ボトルホルダーは3つ。ツールボトルと輪行バッグつける想定
  • 荷物はapiduraのサドルバッグが容量と値段で買えるラインかな。


ちょうどタイミングよく友人に紹介してもらった東大阪の自転車屋「Twopedal」さんが、オーダーいろいろ相談乗ってくれるというのもあって何度か遊びに行って話してるうちに意気投合。クラシックなクロモリ中心のお店だけど、「Charibu」というブランドのオーダーもやってたり、アウトドアギアも取り扱い始めてたりと今後バイクパッキング力入れていきたいということでそのあたりも相談に乗ってもらえるなという事で準備を進める。


この、「考えてる時間が一番楽しい」というのは1つ真実としてあるのだけど、さっさと手に入れて乗り回したいと思うのもあってもどかしい。オーダーしてから2-3ヶ月くらいかかるかもということだったので夏の終わりころには乗れるようになるのかな。楽しみだ。