Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

バイクパッキングがアツいと聞いて興味津々のおっさんのブログはじめます

なにやら、バイクパッキングってのがアツいらしいと聞いたおっさん、39歳。清志郎は50からチャリに乗り始めたんだぜなんて余計な知識はあって、昔から膝が良くないので負担のかかりにくいチャリはいいなと思ってる。清志郎より10年早くスタートするんだぜ、どこでもいけるよ多分。ははは。

ん?バイクパッキング?そんなのあるのか。バックパッカーとして学生の頃にヨーロッパの安宿を回りながら20カ国とか旅してきたので、音の響きでわかるその面白さ、かなり気になる。

「バックパック+バイク=バイクパッキング」

シンプルだ。


とにかく旅に出るのが好きだった。小学生で家族で出かけるのとか、親の田舎に帰省するのに新幹線乗るとか中学生で18きっぷの存在を知って夏休みになるといろんなとこ行くようになったり、大学生になるとバイトで稼いだ金はほとんど海外旅行につぎ込んだ。旅に出るの、やっぱり楽しいんだよなあ。旅もよい。旅で思う日常の生活もよい。うむ。


自転車も好きだった。初めて乗ったのは小2とかだったかな。16インチのお下がりのやつ。自転車に乗れたらどこにでもいけると思ってた。坂の多い町でそれすらめんどくさくなってしまったりもしたけれど。


学生最後の夏休み、働き出したらまとめて旅行に行くこともできないよなあと思って旅に出た。買ったばかりのプジョーのマウンテンバイク(今思うと無謀だよな)、20リッターくらいのバックパック、シートポストにつけたキャリアにマットと寝袋くくりつけて出発。フェリーで徳島にわたって、時計回り。


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15年前、学生時代最後の夏休みに四国一周チャレンジした時の画像



初めてのロングライド(しかも慣れない自転車)ケツは痛いし徳島の登りもキツい。高知に入ったらひたすら果てしなくまっすぐでどこまで続くのかと不安になるけどわくわくする。

このままどこまでもいけるじゃないかと思ったあの夏。



自転車はとても自由だったな。自分の足で漕いでいけばどこまでもいけた。山道や砂利道も怖くなかった。徳島から高知に入って室戸岬の道の駅で野宿、ひたすら高知を走って高知城公園で野宿。四万十川沿いを下って中村を通って宇和島愛南町の道の駅で雨のなかヤンキーの集会に囲まれながら野宿。松山で道後温泉入って今治


自転車で旅してるというそれだけで楽しかった。何も考えず、ひたすらペダルまわして、新しいところへ向かう。今治からは電車で帰ったので実際には四国一周はならなかったけど、でも今思い出してもあれは楽しかったなあ。



バイクパッキング。その響きが思い起こす15年も前のあの夏のこと。子供ができて自分の時間は少なくなって、それは寂しくもあるけどまた別の新しく充実した毎日。独身小梨の友達を見てて羨ましく思うこともあるけどそれはそれと思ってた。でも、まだまだ手はかかると言っても少しは大きくなってきた子供達。僕自身も40を手前にしてコンスタントに体を動かす習慣を作らなきゃいけないなと思うようになってきた。

12年乗ってるfeltのクロスバイクは愛着はあるけどかなり傷んでボロボロ。いつかは手を入れてちゃんと走りたいと思いつつ、友達が乗ってるロード見てて、純粋に走れるバイクもいいよなあと憧れる。

なるほど、バイクパッキングか。息子と2人テント抱えて、自転車でキャンプに行けたりするのかな。車に積んでいった先で乗り回すのも楽しい。なんだそれ、めちゃくちゃ楽しそうじゃないか。



そんなことをここ数年考えてて、ようやくちょっとまとまってお金もできたので、チャリ、作っちゃうことにしました。どうせなら、長く使える、ロングライドチャリ旅用のやつ。ははは。