信楽につづいて、伊賀を訪問。本当は奈良の方を走る予定だったのがちょっと予定とタイミングがずれて伊賀行くことに。
道が繋がってるのかどうか、走れるところだかの下見。
知らないエリアを走るのは楽しいし、気心知れた友人とであれば「あの道は酷かった」と後日ネタになるならそれはそれでいいやと思ったりもする。
「いい感じに走りたい」人と、自転車で探検的に道を探して走るのが面白い人とでは道中の楽しみ方も変わるなあと言うのが最近の印象。
スタートから田んぼエリアの霧がすごい。多分甲賀の方まで登って行くと雲海が見えていたはずで、和束あたりを走ってた友人の写真を見ると雲海の写真があったので多分それ。
信楽とはそんなに離れていないけど少し空気感が違う。北側に見える山地を超えると甲賀の国があって、その距離や土地感覚を身体で理解して行く感じが自転車の面白いところ。今回は伊賀道を探検してみて、次は甲賀へ。脚のある人は一気に走れる距離だと思うけど楽しみながらのんびり行くのでまあそんなもんか。
紅葉がすごかっただろうなと思うくらいに落ち葉が多く、2週前なら人も多かったのではと思うとそれはそれでよし。繋がっててオープンの林道を走ってるので基本的に他の人も来る可能性はあるのだけど、正面から走ってくるようなことを考えると山は人が少ない方がいいな。
ロードを走るのはある程度予測も立てやすいしそこまで危険なこともないけれど、グラベルやトレイルは「地図では繋がってるけど実際のところはわからん」のが多いし、そりゃあ全部わかってスッと走れるのが楽しいんだけど、知らない道を探しながら走ったり担いだり、乗ってるはずの道が痕跡すらないとかみたいなことから人の足跡というか歴史みたいなことを振り返ったりする。道っておもろいなあ。
伊賀、甲賀のエリアはまだまだ面白いところが多そうだ。年内は難しそうなのでまた折を見て走りに行ってみよう。