Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40代子連れのおっさんが、バイクパッキングやポタリングする記録のブログ。

自転車は100kmも走らなくても楽しい

父の日という事で、父が好きに遊ばせてもらう方式で和歌山までサイクリングに行ってきた。50kmしか走ってないけど満足度高過ぎて、最高だった。


そもそも100kmって結構な距離

友達とどこか乗りに行こうとしたり、他の人が走ってるログをstravaでみてたりすると当然のように100とか150とかの距離を走ってる。それが好きな人はそれでいいんだけど、でもまあ1日休みに好きなところ行くぞってなると、8-10時間くらい、自走、輪行ポタリング、朝から晩までがっつり走るとそんな距離になる。

アワイチとか、堺から伊勢までとかも走ったけど、長距離走るのも楽しいし、そこで見えてくるものや達成感も味わってきたのでまた機会があればなあとは思う。でもまあ、年に数回でいいかなあというのが正直なところ。

子供と遊ぶ時間も、家の用事をする時間も、サッカー観に行ったり他のことに費やす時間も大切なのでそんなに長い時間自転車乗りに行くわけにもいかない。となると必然的に朝が早くなって10時くらいまでに家に帰れればその日家族で過ごす時間も十分確保できるなあってなる。習い事の送迎もあるしね。


もちろん昨日みたいにまるごと自転車乗りに行く日もあるけど月に一度くらいのもんかなあ。

有田、海南ライド

阪和道で和歌山まで行って、有田川で車をデポ。そこからミカン畑の間を縫って千葉山を登り、海南の方に抜ける。景色は延々と絶景


果樹が多い和歌山は木が低くて登ってても眺めがいい。大阪の峠と根本的に違うので面白い。

山を下って海南で、以前河内長野のイベントに出店してたお店にようやく訪問できた。海南市の川沿いにあるカフェ、kamogoで一息。めちゃくちゃカッコよくて八朔のフレッシュジュースも疲れた身体に心地よい。たまらん。


この時点で25km。既に達成感も疲労感もあって、お店の人と「どこから来たんですか?」「大阪の堺です」みたいな話をしながらのんびり過ごす。


この、「のんびり過ごす」がとても快適で、150kmとか走ろうとするとどうしても休憩は何分くらいでとか考えてしまう。そういう楽しみ方ももちろんあるんだけど、そういうのばっかりでなくてもいいよねえ。

飲み物おかわりして長居したい気持ちをぐっとこらえて店を後に。お昼食べて、もう一つ山を登って海を眺めて自転車はゴール。



一緒に走りに行った奥さんに「2時に走り終わるんなら、もう少し朝ゆっくりでもよかったんちゃうの?」と言われるもここから第2部が始まる。


奥さんは早起きが苦手で休みくらいゆっくりさせてくれというタイプなのでその気持ちもよくわかる。でも朝の時間はその後の行動の自由につながるのだ。

自転車降りてからの楽しみ方

走った後は風呂。汗を流してのんびりだらだら。昼間から風呂でその後ビール飲めりゃいうことなしだけど車なので流石に断念。いや、輪行という手もあるけど。

子供と一緒だと時間合わせないといけないけど、1人になると無駄にゴロンと転がったりサウナ行ったりゴザの敷いてあるところでダラダラしたり。


浴場から出てきてもジュース飲みながら待合でゴロゴロ。既に飯も済ませてるので整い方が半端ない。天気も良く快適な初夏の午後。

この時間もガンガン峠を攻める方法もあるわけだけど、風呂上がりの快適さは別格。丸一日走って帰るなら、風呂の時間をどこかで入れた方が僕は楽しい。



そしてその後は近くで見つけたブリュワリーに突撃。

NOMCRAFT Breweryに寄り道

なんとなく走るコースの地図を眺めてて見つけたブリュワリー。幼稚園の潰れた跡地に出来たところで、クラフトビールとそれを出すハンバーガー屋が併設。パン屋の看板もあったからそれもできるのかな。なかなかレベル高い。


最初に行ったkamogoもJA跡地に出来た店で、そういう空いたハコに綺麗なデザインの店が出来るのはとても嬉しい。「インスタ映え」は揶揄されがちだけど実はとても大切で、特に舞台というか背景としてのお店のデザインが良いということはそれだけで集客の装置になり得るもんなあ。


お店の人とビールの話したり、グッズ眺めたり、醸造所を見学させてもらったり、いくらでも時間潰せるなあと思いながらのんびり過ごす。

さらにその後JAの販売所に寄って買い物してから高速に乗ったのが4時。5時過ぎに家に着いて洗濯と片付け、晩御飯の準備も十分できる時間に帰宅。ちょうどいい。

結局は走りたいように走ればいいという話

自転車は行動範囲が広くなるので、色んなところに行けて楽しみ方の幅も広がる。走るのもいいしカフェ巡りも楽しい。

今回は写真休憩多かったので登りもそこまできつくもなかった。もちろん速さや体力はあった方がコースの選択肢も広くなるし、余裕を持って楽しめるようになるので、もっと早く強くはなりたい。

でもまあ、後から記録を見てると50km、走行時間3時間と全然近所走ってるくらいの内容だったけど、でも満足度は高くて移動時間もそこまででもないので和歌山はまだまだ楽しめそうだなあと


家に帰ると子供達がサプライズで家の飾り付けや手紙を用意してくれてたりして、帰ってからの父の日も満喫。ああ、いい一日だったなぁ