バイクパッキングて楽しそうやなと思ってあれこれ道具を揃えたりキャンプに行きだして2シーズン目。そんなに頻繁にキャンプできるわけじゃないので実際には数回しか行ってないけど、一旦手持ちの道具について整理してまとめておく。
べき論みたいなことでもなく、今どうしてるかと今後どうしたいか。
全体的なパッキングについて
今年一部で話題になってた「バイクパッキングBOOK」によると、バイクパッキングのポイントは3つ。
- 自転車
- キャンプ
- ウルトラライト
なるほど、シンプルである
バイクパッキング BOOK 軽量バッグシステムが創る新しい自転車旅
- 作者: 北澤肯
- 出版社/メーカー: 山と渓谷社
- 発売日: 2017/02/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分のキャンプ道具はファミリーキャンプ前提のものだったので化繊の大きい寝袋や4人用テント、ペグもソリステと全然ウルトラライトじゃなくてかなりのボリュームだった。一年かけて欲しいもの買い集めてチャリに積める程度の大きさになんとかまとめて大体の総合計は6kg程度。
ここから先は、「軽量化しすぎて貧乏くさくならないか」「荷物が少なくて不便にならないか」「ファストパッキングじゃないしチャリやからまだそこまで重さ気にしなくてもいいか」みたいなことのバランスで道具増やしたり軽量化したりするんだろうなと思う。
子持ちサイクリストとしては、嫁も子供も置いてチャリ乗ってキャンプ行けるのなんて多分年に2回くらいが良いところなので(さっきの3つのポイントの2つ目が一番難しいという)家族のキャンプにもメリットがあるようなことか、あまり無理に道具増やしすぎるのも大変だ。
ウルトラライト系のキャンプ用品が良いことはわかるんだけど、使用頻度考えるとあんまり高価なものは買えないなあと思う。
サドルバッグ
ビジュアル的にバイクパッキングをバイクパッキングっぽく見せてるのはやっぱりサドルバッグだろう。これは去年イギリスのメーカーAPIDURAの物を最初に購入。BREXITでポンドが下がった時に本家サイトで直接購入したので13,000円くらいで購入できた。
後ろにつけてるので重くなりすぎないように注意しつつ、とはいえサイズがあって収納力大きいので衣類、お風呂セット、食料品なんかを入れてる。輪行バッグもここ。
いろんなメーカーがいろんなものを出してるけど、APIDURAのは買ったタイミングで安かったのもあるけど軽くて出し入れしやすくて容量が大きいというのがポイント。完全防水のも魅力的だけど、そもそも「完全防水が必要なシチュエーションではキャンプ行かない」の方が先かなと思うしドライバッグに入れ込んだ方が軽くて安い。
使ってみて思うAPIDURAの良いところは、形がしっかりしててきっちりベルト締めても崩れにくいところと上についてるコードがそこそこ適当で便利なところ。
容量は旅の内容に合わせて大小揃えられればいいだろうけど、なんだかんだと荷物は増えるしお土産や買い物したのも突っ込んで置けるので大きいサイズでいいんじゃないかな。
フレームバッグ
今年、オーダーで作ったバッグは札幌のカバン職人「ヒトハリ」でサイズオーダーして作ってもらった。既製品だとフレーツサイズにどうしても合わなくて隙間があったりつっかえたりするので、トートバッグや小物入れを買ってたヒトハリさんに相談したらとてもいい感じに仕上げてもらえた。
基本は帆布のバッグが中心だけど、元山岳ガイドという経歴でDana Design好きのヒトハリさんなら頼めるのではと思って何度かの試作を経て完成。トップチューブに入れたライオンのデカールを回避して面ファスナー付けてもらったり、手持ちの道具に合わせて高さを調整してもらったりしてなかなかいい具合にできた。ドリンクボトル入れると逆にきつくなるけどフル装備の時はダウンチューブにはボトルつけないのでなんとかなる。
ただ、容量が大きいのをいいことにあれこれここに詰め込んでしまったので融通が利きにくくなってしまったのは反省。補給食やデジタル製品、走ってる気に必要なものをまとめて入れておくのはここかな。後はテント入れる時にポール入れるとか長いもの。
ここは普段道の駅ポタリング行くような時も使えそうだし色々使い方試してみよう。自転車自体が色数多いので、カモ柄のコーデュラ生地かっこよくてかなり気に入ってる。
ダウンチューブの小物入れ
前三角の中、ダウンチューブの上下も荷物が入れられるように。ブラックバーンのケージをつけて、oxtosのポーチをつけている。調理器具なんかの重ためのものを入れてる。かさばってるのはシエラカップで、これは今度はサドルバッグに直付けでもいいかなと思う。
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これ、今の所3リットルのバッグを入れてるけど、
持ち物がコンパクトなときはフレームバッグやめてダウンチューブにもう少し大きいのつけてもいいと思う。
ダウンチューブ下はボトルゲージの穴も増やしておいたのでそこにボトルを刺してる。ツールボトルとか夜のお楽しみのアルコールとか。大きなものは入れられないのでまあそのくらいかな。それでも前三角にいろいろ詰めるのは便利。長距離乗るときに水分や食料をある程度持っておかないと山の中走るときには大変なので、コンビニや自販機がそこら中にあるとはいえ、全くない場合も地図見ながら想定しないといけないし、全くないようなところはそこそこアップダウンあってきついので、「いかに栄養補給ちゃんとするか」はやっぱり大切。
フロントバッグ
ここ、今はとりあえず仮でORTLIEBのドライバッグをそのままくくりつけてる。容量11リットル、タープや寝袋なんかをまとめて入れている。
ロールアップしてる部分をハンドルに引っ掛けて、面ファスナーで固定。これで結構なんとかなる。ちゃんとしたハンドルバッグ高いからなー。とはいえ、多少ハンドル操作に制限もあるので来年くらいには欲しいなと思う。
ハンドルに荷物をつけられるようにとニットーの少し広がったハンドルをつけてるのでまだ幾分余裕はあるんだけれども。
ドロップハンドルで使うにはロールアップ式のバッグだと出し入れが極めて不便なのでハーネスタイプでドライバッグを固定しといてまるごとさっと外せるやつがいいなと思う。ということで欲しいのはブラックバーンのこれ
まあ急がないので次の夏くらいにはってところかな。ぼちぼち揃えて行くしかない。
ステム用フードポーチ
ステム用バッグって色んなメーカーが色んな形のやつをだしてるけど、どれもけっこういい値段でちょっとためらう。APIDURAで「ハンドルバッグ」「フレームバッグ」「サドルバッグ」「フードポーチ」で揃えると52,000円くらいになる。とてもそこまで揃えられない。いやー、あるといいんだろうけどね。
ということで、MILLETのドリンクボトルカバーをつかってるけどこれが結構いい感じ。ドリンクボトルをそのままさすこともできるし、羊羹だのジェルだの補給食をまとめて入れておくこともできる。フードポーチ自体はかなり有用性高いと思うけどとりあえず使うものなら1,000円のボトルカバーでも十分。
ミレー MILLET【期間限定20%OFFセール】ボトルホルダー 1000ml BOTTLE HOLDER 1000ML
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1000ml用のやつだと余裕持って600mlくらいのボトルを挿しておける。
まとめ
あれもこれもと買い揃えるのにとりあえず必要なのはサドルバッグか。そこからはリュック背負って少しずつ他のもの増やして行く感じがいいんだろうな。ハンドルにドライバッグ(安全面は自己責任)とステムにドリンクホルダーつければかなり容量も増える。
ボトルケージを荷物詰めるようにするのも対費用の積載アップにはなかなか便利。
ハンドルバッグ、ブラックバーンのだとハーネス部分がデイジーチェーンみたいになってるので増えた荷物引っ掛けたりするのも便利そうだし今のところはそれが良さそう。でもまあ選択肢はたくさんあるので、自分のチャリと積載と相談しながら選べるようになったのは望ましいことですね。