前回5月に続いてタープだけのキャンプしてきた。張り方は前回の反省活かしつつタイヤを上にする方式で、結構上手く張れたのでよかった。
設営について
今回のキャンプ場が綺麗な芝生だったのもあって平らでフカフカでかなり張りやすかった。ここでほとんど決まるんじゃないかな。
前回は足元で隙間が開くのを嫌って直接ペグダウンしたけど、風もなかったし今回は余裕を持ってガイライン伸ばしてはったので仕上がりも綺麗になった。タープは拡げて張ってなんぼやねえ。
おおよそ張れたところでロープを調整したりする手順は普通のタープと同じ。タイヤは不安定なのでテンションは強めにしておく。
室内の過ごし方
外からある程度見えることは前提で大したことはしない。まあ普通のタープの下にいるような「見えてるけどまじまじ見ない」みたいな暗黙の了解。通りすがりの家族づれに「なにあれ、すごい」みたいな事はたくさん言われたけど。
焚き火は危ないと思いつつ固形燃料でラーメン茹でて食べるくらいなら高さもあるし問題なく、実際には寝袋入ってダラダラとサッカー見てましたよ。たまに大きい声が出たけどw
睡眠の装備
9時くらいで気温15度、明け方は10度。なかなか寒かったけど寝てる間は快適で夜中に目が醒める事はなかった。
- 衣類
- 寝具
もう一枚薄手のダウンも持ってたけど出番なし。もう少し薄着でもいけてたかもしれない。モンベルのジオラインはとにかく優秀でライド中の汗取りと保温、キャンプも一枚で済むのでかなり快適。もちろんもっとハイスペックなものもあるけど今の気温(昼間乗ってる時は27度)ではこれで十分。
後はウールのソックスがとにかく快適。サラサラして臭くならなくてあったかい。冬は履き倒しそうなので一冬持つか不安。
ということで隙間があっても風がなかったのでかなり快適だった。正直こればっかりは「気温×風×雨」で全然快適さは変わると思うので次もこれがベストとは思わないな。
ウルトラライト的良さ
ウルトラライトのバイクパッキングといえばハンモックの方がビジュアル的にかっこいいんだけど、ハンモックは「適度な距離で適度な大きさの木があって、誰もそこにいないこと」というハードルの高さゆえにどうも手が出ない。
だいたいチャリでキャンプ行く時点でチェックインは17:00とか18:00になるので昼過ぎにやってくる通常キャンパーと競合していい場所を取れる自信がないし、微妙に長い短いみたいな話で張れなくなった時にどうしようもない。そもそもこないだのキャンプ場ではそんないい感じの木もなかった。
「タープを木の枝で張る」みたいなかっこいいやつも、枝があれば出来るんだけどそこに賭けるのは危険。結局自分の自転車という確実に使える道具を使うのが現実。ゆくゆくは軽量テント買いたいけど、今のパッキングにプラス1kgは確実なので悩ましい。
ローカスギアのテントみたいに、インナーとフライを分けて使えるのはいいなと思うけどハイカー向けのやつは自転車だと「ポールどうするの」って問題もあるわけで。
ま、他の装備のことはまた今度考えよう。
▼フロントフォークにライトを固定。外から見るとかなり隙間空いてたなw
なによりこの「バイクパッキングしてる感じ」いいよね。他の装備も用意して備えておいて、天候次第で色々出来るようにはしておきたいな。