Play! Bike! Camp! バイクパッキング記録ブログ

40近く子連れのおっさんが、バイクパッキング始める記録のブログ。

ロードバイクの冬用サイクルジャージにArc'teryxのArgus Jacketを購入

散々悩んでる間に少しずつ春の足音が聞こえる季節(幻聴とかいうやつ)になってきたけど、ようやく冬用ジャージを購入。といってもがっつりチャリ用のやつじゃなくて、Arc'teryxのトレランや登山で使うミッドレイヤーのArgus Jacket(アーガスジャケット)で、さんざん迷ったけどこれが一番いいかなあと。

www.arcteryx.com


自転車買ったtwopedalでもかなりオススメされた。いわゆる自転車の「正装」じゃないウェアの方が好みなので自分としても結構良いチョイスだったかなと思う。


▼画像はtwopedalのショップブログから拝借
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自転車の冬用アウターってなかなか条件が厳しくて、常に風にあたるから防風は必須で、身体を冷やさないよう保温性も必要、汗は局地的にかなりかくから吸水・撥水も必要で、前面は風よけで背面は放熱ってのが基本。とりあえずならなんでもいいけど運動強度が強くなってくるとそれなりにきちんとした物じゃないと簡単に風邪引いたりするからなあ。昨日も走ってて「峠の登りでアホほど汗かいて、下りは風受けながら走るからクソ寒い」という状況。

検討してたアイテム

当然Argusの他にもいろいろ考えてたけど、パールイズミなんかの「がっつりサイクルジャージ」じゃない方がいいなとは思ってて、かつ見た目もカッコよくて冬の短いシーズンしか着ないから長く着れる良いものをと思って考えてた。

「何が必要か」は経験の中から把握してたんだけど朝方気温5度くらいの中で走ってる時に、

を着てて、汗かいてジップ開けたり袖まくったりしてたけど十分保温されてるという感じでもないなあと思っていた。ゴアテックスのジャケットは10年も前のだし汗がこもる感じで坂を上ってるとかなり熱くなってくる。汗をかいた熱さもあるけど、抜けずにこもってる感じ。雪が積もるくらいとか、気温がマイナスになるようなところはさすがに走らないだろうと(今のところ)思ってるけど、ジオラインのインナーは継続して着るつもりなので、アウターとして自分に必要な機能は以下のようなもの。

  • 汗抜けがよく、汗をかいても速乾性が高く身体が冷えないもの
  • GORE-TEXだとオーバースペック?保温性があれば多少大丈夫か
  • さらに寒くなった時のアウターは別途考える(Windstopperとか)


というあたり。

そして、「冬の短いシーズンしか着ない」と書いておきながらなんだけど、街着としては使わないと思うけど他のシーンでは着るところもあるなと思っていて、

  • 春先のロングライドで下りや山道なんかの冷えそうなところ
  • 初夏くらいにキャンプインしてからの防寒着
  • 夏場のキャンプで就寝時の保温+発汗対策

みたいな、「余分にもう一枚必要」なシーンにはけっこうぴったりなんじゃないかなと考えてみた。春先のライドで、よく山を走ってる人に「六甲山は南斜面だから薄着でもいけるけど、高野山は陽のあたらない林道が多いから保温性のある長袖持っといた方がいい」と聞いて、そういう風には考えたこと無かったけど、ルートみてて5kmも下りとかあるとたしかに半袖だけだと身体冷えそうだなあとは思ったりもする。


ということで、以下の商品あたりでどうしようかと考えてた。

  • Arc'teryx Argus Jacket
  • Arc'teryx Trino Jacket
  • 7mesh Callaghan Jersy

Argus Jacketを選んだ理由

上述の通り汗抜けと保温性が目的だったので、Argusの生地がAlphaを使用してるというのが結構いいなあと思った。ファブリックメーカーPolartec社が作ったAlphaを採用したジャケットということで昨年末くらいからけっこういろんなところで記事になってた。詳しい説明は詳しいサイトやブログに任せるとして、街用やおしゃれ用ではなくがっつり運動用のスペックで保温性を備えつつキチンと撥水する汗抜けがよいということで期待も膨らむ。instagramとかみてると、インナーはわからないけどArgusで雪山トレランしてる人とかもいたし、良さそうだなあと。

自転車乗るのに汗抜けはかなり重要度高い要素だと思うけど、その辺は個人の発汗量とかにもよるのでなんとも言えないか。


Arc'teryxのTrinoは前面がWindstopperなので、多分こちらの方が自転車仕様でリクエストにも沿いそうなんだけど値段が3,000円高くなるのと背面の生地切替パターンがそんなに好きじゃないなというので迷ったけど却下。



7meshのCallaghan Jersyは色もかっこいいし7meshはずっと気になってるし、最後まで迷ってたけど、自転車用の立体裁断でライディング姿勢に最適化してあるから乗車していない時は前がパツっとしてしまうし、立っていると少しきつくなる。それはそれでいいんだろうけど、もう少し自分の用途としては乗車していない時も着やすい方がいい。


この、「自転車用は降りたらバランス悪いし、トレラン用はライド中に前がたるむ」の問題は多分これからもずっとついて回るんだろうな。用途が違うから解決しない。でも先に書いた通りキャンプする時や「乗ってる時は着てなくて降りてから着る」みたいなこともあるだろうから、だったら自転車用のものじゃなくていいなと判断。それがいいのか悪いのかはこれからガンガン使ってみて考えることにする。


ざっと着てみてインプレ

背中や脇などの汗をかきやすいところと、前面の風よけになるべきところは生地が切り替えられてて汗を逃しやすい構造。肩や前面は生地が厚くなってて保温されるようになってる。いいなあ。Arc'teryxって袖が長い印象だったのだけど、着てみるとそんなことは全然なくてかなりシルエットがきれい。まあこれはアメリカサイズなので着る人や体型によって全然違うだろうから一概にどれがいいとは言えないと思うけど。


サムホールが付いてて手を覆えるようになってるのは、グローブと併用したうえで、どのくらいハンドルで擦れるかは気になるところ。グローブは消耗品で交換できるけど袖は換えられないからなあ。寒くなってきた時の予備くらいで考えとくのがいいかもな。


昨日の納車ライドがデビュー戦だったけど思っていたよりずいぶんよかった。お店までの移動の電車の中では十分あったかかったし、走り出してからは防風はそこそこというところで、空気は実際遮断できている状況ではないんだけれど「風が抜けて寒い」というほどでもなく、むしろ保温力が高いのでそんなに寒く感じない。ここは、防風と汗抜けはトレードオフ的なところがあると思うので、汗抜け優先という意味では自分としては十分。

昨日は昼間かなりあったかかったこともあって、ドライレイヤーの半袖の上に直接来てたのもあって少し風を感じるくらいだった。ジオラインきてたらそんなに寒くもなかったろうけど、登りは結構暑かったからな。清滝峠と奈良のフラワーロードそれぞれ3km弱の登りでかいた汗は、そのあとのくだりですっかり乾いててその速乾性にこそ驚いた。登りで汗かいて暑い感じも、ゴアテックスに比べると不快感全くなかった。ジップの前を開けて風を入れたり調整しながら走れるのであればかなり快適だと思う。何よりも速乾性がすごい。昨日もそうだったけど「晴れてて陽が当たると暑いけど、走って風を受けてると寒い」とか「日陰に入ると寒い」とかみたいな時に、保温性が高いのでそれもかなり快適だった。

「しっかり汗をかくアクティビティ」において「いろんな局面に対応する服」ってのはなかなかないと思うけど、5度以下の環境で長いダウンヒルとかでなければかなりこれ一着でなんとかなる気がする。春先の早朝ライドやキャンプの時の日没以降のミッドレイヤーとしても活用できそう。だいぶ暗くなって来たらダウンとかいるだろうけど。あとは化繊なので焚き火の火の粉対策は何かいるかもしれないけれどね。


いやあ、なかなか快適。これからたくさん着て走ってみて、春先頃にまた詳細インプレ書いてみることにします。